今回は、ローダウンスプリングを入れたのでアライメント調整となります。
アルファロメオも最近よく走っていますね。
タイロッドの長さを調整することにより、トータルトゥとハンドルセンターを合わせます。
殆どの車についている、調整機能となります。
基本的に調整機能はついていません。
でも、中部アライメントセンターは諦めません。
サスペンションメンバー、ロアアームの組付けを調整することにより、左右のバランスを調整します。
フロントセットバックも確認しながら、一番いいところに調整をします。
左右のバランスがズレていると、ハンドル流れや走行不安定などが発生します。
ハンドル流れがあると、タイヤが偏摩耗をして、余計に違和感を大きく引き起こします。
※ すべて一番いいところに行くとは限りません。お車の出来る限りベストなところへ調整させて頂きます。
こちらの車種は、当社で呼ぶ「ブッサシ」タイプとなります。
ストラットでも、キャンバ角、包括角度を調整出来ないタイプとなります。
左右差が大きくある場合は、部品の曲りの可能性が高いです。
気を付けて確認が必要となります。
事故やタイヤヒットによりハブナックル、ストラットが曲がってしまう可能性もあります。
不安に思われる方は、アライメント診断をすることにより、曲りが無いか確認をお勧め致します。
※ あまりにも左右差がある場合は、きちんと測定が出来ていない可能性が高いです。
ロアーアームについているカムを動かす事により、キャンバ角を調整します。
キャンバ角を動かすとリヤトゥも動いてしまいますので、リヤトゥも気にしながら調整します。
リヤのセットバックなども出ていないのか確認をします。
リヤのトータルトゥとスラスト角を調整します。
カムでは無く、ボルトを緩めて長穴に加工してある部分を動かしながら調整します。
緩めすぎると、締め付けた後に数値が変わってしまいます。緩めが足りないと全然動かないこともあります。
微調整(片側0.1mmの調整)が難しいので、少し時間がかかってしまいます。
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