・ローダウン等のカスタマイズをするとネガティブ過多となりタイヤの内減りが起こりやすくなります。
・ハイトアップ車等、ポジティブ過多の場合はタイヤの外減りが起こりやすくなります。
・キャンバ角はタイヤが回転すると横方向への応力(ラテラルフォース)を発生させますので、
左右差が大きいとハンドル流れが発生します。
・キャスター角に左右差が大きいとハンドル流れ(取られ)や、切込み後のハンドル戻りに左右差が発生します。
・キャスター角が小さいとふらつき感が出やすくなります。
・ローダウンなどのカスタマイズをするとキャスター角が大きく変化する車両があります。
・キングピン傾斜角は走行中のハンドル操作時に、左右輪の輪荷重を変化させますがバランスが整う位置に戻そうとする力にもなります。
・キングピン角や包括角度は一般的なお店ではあまり重要視されていないようですが、アライメント調整では重要な角度となります。
・キングピン傾斜角の左右バランスが整ってこそ包括角度が整い、その結果キングピンオフセット(スクラブ半径)が整う事となります。
・自動車メーカーは操舵の安定性を高めるために、このキングピンオフセット(スクラブ半径)を少なくしようと研究、開発をしています。ホイールのオフセット(インセット)も重要な役割となっています。
・ノーマル車のトゥの設定はメーカー基準値でほぼOK。
・ローダウンやインチアップ等のカスタマイズした場合、車輛状況に見合わせたトゥのセッティングをお勧めいたします。
・サーキット等、特定の走行条件での使用の場合はコース状況とオーナーのテクニックに合うトゥのセッティングをお勧めいたします。
・最近はワゴン車等にリジットアクスルタイプ(スウィング式のアクスルビーム)が増えてきました。基本的には調整不可ですが、車によっては調整することができます。
・リーフスプリング・タイプのサスペンションで、ブロックを組み込んだりしますと組付誤差からこのスラスト角が大きく発生している車両をよく見かけます。
車両によっては組み付け位置の調整で解決できる場合が有ります。
・スラスト角が少し有るていどではハンドル流れにはほとんど影響しません。
・足廻り、フレーム等の曲がりや組み付け位置のずれを診断する重要な角度です。
・ストラットタイプの場合、画像のところで調整することが出来ます。(一部できない車種もあります。)
・ダブルウイッシュボーンタイプは調整できませんので、この角度に左右差があるとサスペンション部品に曲がりが有る可能性が高いです。
・他店ではあまり重要視していませんが、当社ではこの包括角度の左右差を出来るだけ少なくするように調整して走行安定性の向上やハンドル流れの要因を取り除いております。
・包括角度に左右差があると、片側のホイールにスペーサーが入っているのと同じ条件となりハンドル流れの原因にもなります。(0度30分以上ある場合は要注意)
・ステアリング・ナックルやストラット・アブソーバーの歪みの診断根拠となります。
・ハンドルの追従性が違うとフロントタイヤの偏磨耗が発生しやすくなります。
・片側のタイヤだけが異常に偏摩耗している場合、このT.O.O.Tがずれている可能性があります。
ただメーカーの基準値内に数値を合わせればアライメント調整は完成なんてことはありません。
せっかくアライメント調整をしても、キッチリ目的を持った(オーナー様の意向に沿った)アライメント調整(左右バランスが整った)が出来ていないお車がいっぱいあります。
名古屋の中部アライメントセンターではあなたの車に合ったアライメント調整をオススメいたします。
その違いをぜひ体感してみてください。
お問い合わせはこちら 052-654-7171 中部アライメントセンター
当該ページは当社ホームページ【http//www.e-waza.com/ 】を引用し加筆修正。
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052-652-2441
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